株主
はじめに
コインチェックの会見が話題になっていたのでちょっと調べてまとめてみました。たいした内容ではないのでご了承ください。へーこんなんなんだーくらいに読んでくださると幸いです。
株主とは
株主・・・株式会社に資金を出してくれた人、会社。原則として、持ち株数に応じた権利を有する
①持っている株数に応じて配当(会社の利益の一部)をもらえる。
②株主総会に出席して意見を言ったり、重要な決議に投票できる
③会社が解散したときに残った財産を分配してもらえる。
など様々な権利がある。
筆頭株主・・・その企業の株を1番多く持っている株主。起業者や投資会社などが多い。
主要株主・・・企業の議決権のある発行済み株式の総数の10%以上に相当する数の株式を保有する株主。
大株主・・・その企業の株を多く持ってる株主。明確な規定などはない。
株主総会とは
株主を構成員として経営にかかわる重要事項を決めるために開く会議。経営方針や取締役などを決定する場である。年1回開催される「定時株主総会」と必要に応じて開催される「臨時株主総会」があり、基本的に多数決で決議される。原則として 1株について 1議決権(または 1単元の株式につき 1議決権)を有している。売買単位未満の株主に対しては、それらの権利は認められていない。
株式の保有率と権限
1、発行済株式の2/3以上を保有
株主総会の特別決議が単独で成立可能。特別決議とは定款変更、株式合併、会社の解散など
非常に重要な事柄を決める決議。
2、発行済株式の1/2超を保有
株主総会の普通決議が成立可能。過半数なら一応その会社で一番権力を有する。普通決議とは役員の選任解任、剰余金の配当など。
3、発行済株式の1/3以上を保有
1/3以上を保有すれば特別決議を単独で阻止することが可能。1の裏返し。
4、発行済株式の3%以上を保有
総会招集請求権、役員の解任請求権、業務財産検査役選任請求権、会計帳簿閲覧請求権。
5、発行済株式の1%以上を保有
株主総会における議案提出権が認められる。
最後に
株主とは?みたいなところを簡単にまとめました。
今回、コインチェック運営陣と記者団の間の質疑応答が話題になりましたね。知識がある人にとっては当然のことと思っていても、世間的には筆頭株主の権限が絶大という認識が強いようですね。株は保有数によって権限が変わってきます。追及を免れるためか、本当に相談が必要と判断してかはわかりませんが、臨時株主総会は開かなくてはならないでしょう。
仮想通貨が盛り上がりを見せる一方でそのリスクの大きさも露呈した今回の事件、前にはビットコインの流失もありましたが仮想通貨は今後どのような広がりをみせるのでしょうか。
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